最近では誰でも家庭用プリンターで印刷することも多くなってきました。
でも、パソコンのモニターで綺麗な旅行写真の海の写真を印刷したら、何か色味が
違う経験をしたことはありませんか?
カラーの原稿を印刷する際、気になるのが仕上がりの色味。
特にイラストや写真など、綺麗な色合いを綺麗に再現して印刷するには、ちょっとした
色に関する知識が必要です。そもそもCMYKとRGBでは何が違うの?
簡単に言うと、印刷物に使うCMYKとディスプレイに表示される色の表現方法です。
CMYKとは!
シアン:Cyan(青)、マゼンダ:Magenta(赤)、イエロー:Yellow(黄)の色の三原色の各色に、ブラック:Black(黒)を加えて、それぞれの単語の一文字をカラーネームにしています。
インクを使用する場合はこの4色を使用して全ての色をほぼ再現しています。では、光の三原色のRGBとは
ポイント:
全てのC(青)、M(赤)、Y(黄)を全て足しても綺麗な黒にはなりません。燻んだ黒になってしまいます。
黒は100%のインクで表現する方法と、シアン20%+マゼンダ20%+イエロー20%+ブラック100%の組み合わせでできるリッチブラックという表現方法があります。印刷前のデータと、印刷後の色の差異を減らすには
さて、パソコンやタブレットが普及した現代では、多くの人が印刷したいデータをパソコンで作成されます。
デジタルカメラ、パソコン、タブレットが普及しているかと思いますし、多くの人がパソコンで作成したデジタルデータや写真を印刷すると思います。
AdobeのソフトでPhotoshop(フォトショップ)やIllustrator(イラストレーター)はCMYKやRGBのどちらも選択して制作することが可能です。印刷はCMYKで印刷するためCMYKで制作されると、画面上に表示されたものに近いイメージで印刷することが可能ですが、RGBで制作したデータでも印刷は可能です。
ポイント
RGBで表現できる全ての色にはCMYKでそのまま表現できないため、「ディスプレイの色と違う」「イメージイラストで色味が違う」などという現象が起きる可能性があります。Windows系のソフト、パワポ、エクセル、ワードなどのソフトは標準色がRGBの色で表現されていて、そのままでは同じ色を印刷できないことになりますが、表組みやグラフなどあまり色の再現で緻密な色設定が必要でなければ良いのですが、色が鮮やかすぎるものは印刷できないと思ってください。
一般的にRGBをCMYKに変換すると、全体の彩度落ちて色がくすんでしまいます。色鮮やかなもので蛍光色のものはCMYKでは印刷できず、特殊な蛍光色を使った印刷機などや家庭用プリンターで6色、7色印刷対応といったインク色が多いものでは表現できる可能性もあります。
初めからCMYKで細作していれば問題はないのですが、RGBで印刷物を作っている場合はCMYKへ変換して印刷してみたら良いかと思います。ただし変換する場合には必ずバックアップを取るか、変換するデーターをコピーしてから作業すると良いでしょう。
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