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紙の種類、印刷用紙ってなんでもよいの?

2020/02/14
紙の種類、印刷用紙ってなんでもよいの?

パンフレットやイベント用のフライヤー・チラシを印刷する場合、印刷用紙を気にしてますか?

印刷費用は印刷会社にもよりますが、印刷費用は広告物の中でもかなりのコストがかかってきますよね

でも、印刷の金額だけで決めてしまってはいませんか?

 

そもそも、「紙」は用途に合わせて存在しています。

その紙の質感も重要な販促物には大切なんですよ。


ちょっとだけ、デザイナーが気にする「紙」のお話をしましょう。

 

印刷用紙の種類は?

印刷に使用する紙は、大きく分けて3つ。『非塗工紙』、『微塗工紙』『塗工紙』で分けられると思います。

紙を作る際、原紙(ベース)の表面に顔料(着色料)を塗るか、塗らないかで決まります。

 

塗工紙・微塗工紙は、自然な紙の風合いが残り、白さが目に優しい紙質になります。

表面が光らないので、雑誌や文字の多い「読み物によく使用されます。

 

逆に塗工で多く塗りが施される紙は、表面がツヤツヤになり色合いも発色が良く、色の再現性が高いので、写真や商品などイメージの多いパンフレットやカタログに適しています。

印刷に使用される最も多い紙質は、塗工紙の中でコート紙です。

コート紙は、表面が平滑で艶のあるグロスコート紙、つや消しのマットコート紙の二種類に分けられています。

グロスコート紙は印刷する再現性が高く、発色も良いので写真などの多い印刷物に向いています。

例えば、ポスターや新聞折込広告など写真が多い印刷に適しています。

マットコート紙は、印刷の再現性も高い上に紙表面の艶も抑えて強くなく、目が疲れにくく文字の判読性も良いのでカタログなどやパンフレットなどに使用されることが多いです。

内容で文章が多いのか、写真イメージの方がメインか考えて印刷の紙を選ぶことも重要です。

 

印刷する場合、金額は重要ですが紙質からじっくり考えて印刷してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

紙の厚さって?

紙の次は印刷用紙の厚さ。(デザイナーは○○kgといいますが、一般的には0.○○mmと表示)

紙は厚くなれば、厚くコシのあることはわかると思いますが、用途によって紙の種類も違います。

 

チラシやフライヤーなど、手に取る紙が厚みのあるパンフレットに使うような厚い紙だと折りにくいし扱いに困りますよね。

雑誌や文庫本に使う紙もチラシのような紙で印刷された場合、今度はめくり辛いことになります。

パンフレットに使う紙がもしも、チラシなどの厚みの紙だったとしたら?

高級感もなくなんとなくくしゃくしゃにして捨てられてしまうかもしれません。

パンフレットでも厚めの紙を使用した3折りのパンフレットだと。今度は折り加工の際にたわんでしまったり、手に取った時に扱いづらいこともあります。

そのように考えると、紙も販促物の印刷に適した厚みがあるのはわかっていただけると思います。

 

 

印刷会社で印刷する紙の場合、文房具店で売っている市販のプリンター用紙のように○○mmと記載して選べる会社もあるとは思いますが、だいたいkg数で表示されて選択する場合が多いです。

  • チラシの紙厚……60〜70kg
  • リーフレットなどの紙……90kg〜110kg
  • パッンフレットなどに適した紙……110kg〜135kg
  • ポストカードなどの紙厚……150kg
  • 名刺など一般的な紙厚……180kg  と、それぞれ適した厚みがあります。

紙の種類や紙質に、関して言えばまだまだ語り尽くせいな感じですが

今回の内容はさらっと印刷に使う一般的な話です。もっと濃い話と内容はまたの機会へ。

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