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歴史的にフォントがどのように進化した?

2020/02/18
歴史的にフォントがどのように進化した?

 


現代のパソコン、スマートフォンや雑誌にコミニュケーションには欠かせない存在の文字は、情報を伝えるだけではなく、イメージなど様々な働きがあるといって過言ではありませんよね。

 

 

 

文字の誕生期

私たちは生活の中で毎日文字情報を取り入れていることになります。例えば朝起きて新聞やテレビ、スマートフォンでメールの確認、さらには目的の場所へ向かうための駅や道路の案内板など様々です。文字はどのように生まれ、現代のフォント呼ばれるようになったのか。

 

文字がいつ頃生まれたのか

 

文字の歴史は古く紀元前3000年前ぐらいだと言われていますが、人類が誕生した歴史に比べると最近のことだと言えます。

 

文字は現在わかっているだけで、今から5000年前のメソポタミアで誕生し、その後中国でも文字が誕生しています。文字の発明で記録を残したり、意識伝達が格段に向上したのは言うまでもありません。

 

文字が生まれた当時、紙はまだ発明されていなく石版、粘土板、動物の骨などや樹木(木)に文字を刻んでいました。

 

文字の誕生は人類にとって、

声の次に意思を伝達できる発明といって過言ではありません。



紙の発明され、印刷技術技術で爆発的に広がった文字


紙は紀元前2世紀頃中国で発明されたと言われています。6世紀から9世紀ごろには中国で「木版印刷」が行われていたと言われてます。これは版木と呼ばれる凸版印刷であり、版画のような印刷技術と同じです。

 

アジア圏に広まった木版印刷は江戸時代の浮世絵など文化芸術に発展ししたのは言うまでもありませんね。

 

15世紀中頃、ヨーロッパでヨハネス・グーテンベルグが活版印刷技術を発明したことにより、鋳造した金属を活字組版として、活版印刷で書物、辞典、その他の書物を量産することが可能になります。

「印刷」も「版画」も複数生産が基底にあることは周知 のことす。

 

産業にかかわるものを「印刷」、

アートであるものを「版画」と分けることができますね。



 

 活字に変わって普及したのが写植

 

 

デザイナーなら「写研」、「モリサワ」とか聞くと!「あ!写植」だとなるんだけど現在でも文字を作っている文のメーカーさんです。

活字時代・活版時代に変わって写真技術が生まれて、亜鉛版に映像を露光してから腐食し線が凸版を作る方法が開発され、印刷技術も格段に向上して「平版印刷」、「オフセット印刷」、「グラビア印刷」と進化してきました。

写植はまさに写真の文字で、文字を投影し露光して版を作る技術で、この文字は決められた大きさのガラス板にネガ状態で並んでいて、その文字製版用フィルムに印刷原画として露光することで初めて印刷に使用されたものです。

 

この時代にあらゆるところで普及していた文字のことをフォントといいます。

 

フォントだけの歴史であれば、ウィリアム・モリスなど特殊な文字の開発などありますが

それは、また別の機会に。



デジタルフォントの誕生


今日のデザイナーに限らず多くの方が目にし、使用しているデザイジタルフォント。

写植文字には手軽に使用できる利点もありましたが、同時に欠点もあって昔ながらの金属文字(活版)のようにしっかりとしたものではないのです。タイポグラフィーで使用される文字は様々ですが、爆発的に文字は増えていきました。

 

デジタルフォントは歴史上最も新しい文字の形態と言えますが、当初開発された文字はデジタルの上で投影されたものは、ブラウン管上で表示されるビットマップフォントであり、フォントデザイナーもグリット上で光のポイントを使ってデザインしなければなりませんでした。

 

見た目にはガタガタと言えますよね。

 

パーソナルコンピューターの登場


1980年代半ば頃から、パソコンが普及してきてこの頃から印刷などへの技術が重要になってきます。当時の家庭用プリンターで出力してもまだフォントに関してはガタガタとしていてまだ、現代のように綺麗に出力することはままならない状態です。

 

そして、アップルの初期のコンピューターからフォントの時代が変わるんです。

この頃革新的な、フォントをパソコン上に表示させるため、それまで直線的な文字に曲線の概念を取り入れて、フォントの幅も広がてきました。

 

現在、モニターやプリンターの表示もブラウン管からディスプレイへ変化し解像度も飛躍的に上がり、文字の表現方法も多岐にわたってきました。

 

昔ながらの活版から写植へ変わり、そして、デジタルフォントへ進化し現在の形になったんです。

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