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想像力で身を守る

2018/10/01

10月1日、10月のスタートでした!

9月6日の北海道・胆振東部地震。

地震や災害なんていつ起こるかわからないものだけど・・・

「まさか?」のことが起こりました。><;;

  

 

私は東日本大震災で北海道に避難されてる方向けの小冊子デザイン制作に携わっていて、

代表理事は3.11体験者で防災士としての講演を行っていたりするので

「災害の備え」を知るに機会にある環境でしたが「まさか起こるはずがない」とどこかで思っていて、

「いつか」の備えがあまりありませんでした。

  

 

 


  • 生まれて初めての大揺れ体験、震度6弱!!

札幌では清田区が被害が大きく、液状化現象で家屋が傾いていた。

 

やまたに家の自宅兼事務所の札幌市東区も震度6弱を記録。(当初の発表では震度5)

泥炭地で、普段から揺れを感じる地域でもある。

 

震度6弱は歩くとかなりよろける揺れで、私は移動中に棚の下敷きになってしまった。

幸い軽いものしか載ってなかったので怪我はなかったけど、

大きなタンスだったらと思うとぞっとした。

その他、全室の高いところのものがほとんど床に落ち、

食器棚から飛び出てた食器類は1/2ほど破損 ><;;

地震後、テレビで震源地を確認したもののすぐに停電。

 

 

明るくなってきて、外に出てみるとうちの目の前の主幹道路があちこと陥没してる!!

その陥没した道路を見たときは「もしかして大変なことが起こってしまったのか?」と

夢を見てるような気分に・・・・。

とりあえず破損して危険なものは片付けて気持ちを落ち着かせる。

 

 

ゆうさんは実家に様子を見に行って無事を確認。お母さんから石狩鍋とご飯の差し入れをもらう!

私たちより落ち着いた行動に不安が和らいだ。

(その後、実家は通電が早かったので、ご近所のサロンと化したそう)

  

 


  • 万が一の備え。想像をいろいろしてみる

一人暮らし高齢者の方の様子を見に行ったりしてると手にレジ袋を持った人がちらほら。

閉まっていたコンビニが開いてる!!!!

そうなると人間心理、なにか買わないとやばい気分になってくるもので・・・。

 

 

夜が来たら? お腹が空いたら? と必要なものと持ってるものを思い浮かべる。

 

幸いなことにあったもの・・・・


  • 水は腐らず備蓄水にできるという素粒水を作れる浄水器を導入していたので備蓄あり
  • 小さな電池式ランタン、ライト、ろうそくあり
  • 食べ物は普段の食材あり
  • 車のガソリンは半分程度あり

 

わが家に足りないもの・・・・


  • 情報・・・ラジオ(電池が切れてる!)
  • 食事・・・カセットコンロのガスボンベ

 

電気、水道、ガスのうちないのは電気のみ!

 

電池とガスボンベがあれば気持ちに余裕が生まれる!と思いコンビニに入ってみたけど、

すでにその2つはなく、車でツ○ハに行ってみるもそこにもない。

店での買い物は数人ずつ順番に。一人5点まで。同一商品は一人一個まで、と決められていて、

スタッフの店内誘導もスムーズで落ち着いた様子。

しかも「ご不便をおかけして・・・」という低姿勢、労わりの対応に、感心してしまった・・・。

「もしも」の時の対応方法をあらかじめ決めておくことの大事さ。

 

とりあえずトイレットペーパーとチョコレートを買うのに並んでると電気が点いた。

ホッとした声と拍手が沸き起こった!

 

9月6日 14時30分、わが家の電気も復旧!

ライフラインは問題がなくなったので電池、ガスボンベの購入は見送り、

自宅で休息することに。

(並ぶことでのストレス、不安を懸念して体力温存に勤める作戦)

 

 

停電中は車のテレビやラジオでの情報確認、

携帯の充電は車でできていたので、Facebookで友人たちとやりとりや、

様子がわかったので不安の中にも安心感があった。

 

 

 


  • 怖いながらも癒されたこと 

二日目、9月7日の夜は一人暮らしの友人や、近所でまだ電気のきていない友人、姪っ子とわが家で一緒に。

偶然集まったメンバーでの夕食は、びっくりしたこと、怖かったこと、大変だったこと・・・・

そんな中でもちょっと面白かったこと、な〜〜〜んでもないこととか話したり、笑ったり。

 

そんな時間が、

「もっとひどい地震がきたら・・・・」

「避難道具を入手しなきゃ・・・・」

とか、いろ〜〜んな不安を抑えることができたな〜って感じた。ひとりよりふたり、ふたりより複数人(笑)

  

 

北海道あるあるなの〜?と思った出来事は

停電→→冷凍庫のものを処分→→焼いちゃえ!!の焼肉大会(笑)

夏の短い北海道は外でのBBQが得意!!

しかも、冷凍庫はうまいものの宝庫!!

電灯のない夜空を「星がきれい・・・」と見てしまうのも

北海道人らしいおおらかさだったかもしれない。

でもその余裕は、家が無事であるというところも大きかったと思う。

 

 


  • 不幸中の幸いと、想像力、地域の力

今回の地震で幸いだったことは季節が冬じゃなかったこと。食事どきじゃなかったこと。

これが冬だとしたら・・・・暖房なしでは相当過酷なものになる ><;;

そして夜もストーブを点けたままの家も多いから火災が発生し、死傷者もでただろう・・・。

 

 

「もしも」の時のこと、なかなかイメージしずらいことだと実感。

それでも、こうだったらこうなるかな?という「想像力」が身を守るんじゃないかなと。

それと、地域の力。

私の住む地域ではオール電化のマンション住民の小学校への自主避難があり市の動きの前に、

小学校や町内会などの地域活動してる方々がいち早く行動を起こしていたのだ。

役員の高齢化という悩みもあるけれど頼もしい地域の皆さんに感謝!!

 

 


  • やまたに家の9月・・・・

やまたに家では地震後、破損したものに触発されて長い間放置してた押入れの中のものや、

不要なものを選別し大断捨離作業を。

9月は自分たちの整理、見直し、休息を取ろうとうっすらと思っていたのを

しっかり実現、居場所を整えることに集中した月になりました〜〜〜^^;

 

少しスローペースだったけど、10月から新たな方法も試し試しやっちゃいますよ♪ 

 

 

 

 

9月18日はお客様のお米屋さんに同行して蘭越町へ。

お米農家さんの稲刈りを見学させていただきました〜♪

自宅はまだめちゃくちゃだったけど、そんなことを忘れるひととき。

 

緊張したり、意のままにならなかったり、不安があったりしてもほんの少しでも

違う環境に身をおくこと、自然を感じたり、人と話すことで癒されるものだな〜と・・・・。

 

 

被災された方々は未だ大変な状況、、心よりお見舞い申し上げます。

 

 

 




#北海道 胆振東部地震 #もしもの備え #札幌東区

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